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その後の製作活動

相当間が空いてしまいましたが、製作は細々と続けています。
製作以外のところでバタバタしていたのもあって、「まぁそんな見てる人もいないだろうし、時間があるときでいいかー」と思ってさぼっているうちに早数ヶ月。
いけませんね。

さて、TOKYOハンドクラフトギターフェスが終わってから、Martinの00タイプのギターとソプラノウクレレの製作に取り組んでいました。
ウクレレはとりあえずボディが完成。
こんな感じです。

RIMG0001_20120920000048.jpg

材はハワイアンコアで、ロゼット(ロゼッタ?)にはアバロンを入れています。
なぜソプラノウクレレを作っているかというと、まぁちょうどいい材があったからですね。
これまでの経験から二本同時製作の方が効率的だし、作業スペース的にギターとウクレレの同時製作がちょうどいいんですよね。
でも自分的には前に作ったL-00タイプのウクレレが結構気に入っているので、完成したらどうしようと密かに思っています。

それから00タイプのギター。
現状こんな感じです。

まずはサイド。

RIMG0007_20120920000046.jpg

それからバック。

RIMG0006_20120920000046.jpg

そしてトップ。

RIMG0002_2.jpg

トップはシトカスプルース、サイド、バックはマホガニーです。
サイドブレースがちょっと多すぎた…
あとトップはまだ未完成で、ブレースの成形を始めたところですね。

相変わらず遅々とした進みではあるけれど、少しずつ形になってきている新しいギター。
果たしてどんな音を聴かせてくれるのか。
そして、やっぱり製作はたのしい。
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TOKYOハンドクラフトギターフェス2012

TOKYOハンドクラフトギターフェスが終わって一週間。
ようやくおちついてきたので、その様子をアップしておきたいと思います。

まずは出展させていただいたブースの全景から。
前の記事でも書いたとおもいますが、いつもお世話になっている『超素人のギター製作"topics"』のmatsuさんにお声かけいただいて、こっそりと置かせていただきました。
ちなみに画像は2日目のものです。

IMG_0780.jpg

左側4本は輝カンパニーさんが出展されていたギター。
下段中央がMIWA GUITARSさんのギター。
そして下段右の2本が松ギター堂として出展された、matsuさんのギターです。
で、自分のはというと、上段右側のハワイアンコアのL-00と同シェイプのコンサートウクレレが今回出展させていただいたものになります。

で、アップがこちら。
こんな感じで並べて置かせていただきました。

IMG_0779.jpg

初めての出展だったこともあり、正直不安でいっぱいでした。
プロの製作家の手による素晴らしいギターがたくさん出展されている中で、果たして自分のギターを弾いてくれる人がいるんだろうか、と。
でも少ないながらも興味を持ってくれ、弾いてくださる方もいて、本当に嬉しかった。

ただ、やっぱり感じたのはまだまだだなーってこと。
製作を初めて間もない素人が、プロの製作家のギターと比べること自体が間違っているとは思う。
でも「こんなにもちがうんだ、やっぱりすごいなー」と思ったし、「自分は”ギターのかたちをしたもの”を作っているだけで、まだ”ギター”を作れていないんじゃないか」と思った。
改めてもっと良いものを作りたいと思ったし、それは今回出展させていただいたからこそ強く感じられたことでもあると思う。

matsuさんをはじめ、今回お世話になった皆様、本当にありがとうございました。
そして、数ある素晴らしいギター、ウクレレの中で、自分のギターを弾いてくださった方々、ありがとうございました。
せめて今の倍は良いギターを作れるようになって、また機会があれば出展させていただきたいと思います。

東京ハンドクラフトギターフェス

えー、突然ですが、東京ハンドクラフトギターフェスに出展できることになりました。

きっかけはいつもお世話になっている、”超素人のギター製作”(何度も言いますけど、絶対素人じゃないです)のmatsuさんからご連絡をいただいたことだった。
以前どこかで書いたと思うけれど、東京ハンドクラフトギターフェスは自分が製作を始めるきっかけになったものの一つであり、そこに出展することは夢でもあった。
プロの製作家が多数出展する場で、正直今の自分が出展できるようなレベルのものではないと思っていたけれど、せっかくの機会なので内心ビビりながらも出させていただくことにした。

が、物事はそう巧くはいかない。
、、、僕の場合は。
matsuさんからメールをいただき、とりあえず最新作(っていってももう半年以上経ってるけど)のL-00をチェックしてみると、しっかり作ったはずのサドルがぴったり溝に納まっておらず、遊びがある状態だった。
当然「これはイカン」と思ってサドルを作りなおし、新しい弦を張る。
もう出展できると思っているから鼻歌まじりでチューニングしていたとき。
ブリッジあたりからいやーな音が聴こえてきた。
で、見てみると、、、

R0010382.jpg

、、、クラック入ってる、、、
完全にアウトだ。一瞬にして頭の中が真っ白になった。
完成した時点でサドルが高くなってしまっていて、大丈夫かなぁと思っていた箇所ではあったけれど。
でも正直「なぜこのタイミングで、、、」と思ってしばらく放心状態になった。
いや、まぁそんなふうに作った自分が悪いんだけど。

でもせっかくの機会だし放心していても解決しないので、間に合う保証はないけれど、新しいブリッジを作ってクラックが入ったブリッジと交換する作業を始めた。

で、新しく作った交換用のブリッジ。
ブリッジ用のエボニーをストックしておいてよかった。

R0010394.jpg

単純にサイズを大きくした方が交換の跡が目立たないだろうと思ったのと、またクラックができたらつらいと思ってロングサドルはやめて違うシェイプにしてみた。

で、突貫工事でリペアをして何とかこの状態までこぎ着けた。

R0010409.jpg

オリジナルのL-00のブリッジとは違うけど、まぁそこはそれということで。
っていうかそもそもハワイアンコア使ってる時点でオリジナルとは全然違うし。

ともあれ、なんとか間に合わせることができそうだ。
時間がない中で何とか出展できるようにとブリッジの交換を行ったので、若干、というか結構?加工が粗くなってしまっているのは否めないけれど、、、

とまぁそんなわけで、東京ハンドクラフトギターフェス2012。
オールハワイアンコアのL-00モデルと、L-00シェイプのウクレレをひっそりと出展します。
よろしければ弾いてみてやってください。

やめたわけじゃないんです

前回の更新からだいぶ間が空いてしまってました。
でも製作をやめたわけじゃないんです。
仕事が忙しかったり、引っ越しを考えていたり、寒かったり。
、、、ようはさぼってたんですね。
まぁ自分の場合はアマチュアだし、納期があるわけじゃないし、のんびりやってました。
今は00-18タイプのギターと、ソプラノウクレレを製作中。
さぼってて作業自体は大して進んでないので、特にアップするほどの画像もないですが、今はようやくサイドを曲げ始めて、ウクレレにロゼッタを入れ始めたところです。

というわけで作業自体はほとんど進んでいないんですが、年末からいろいろなことがありました。
一つは昨年末に完成したL-00を、Chubbyfingers Modelのオーナーであるアチョーさんに弾いてもらったこと。
「すげーいいっすよ」と言ってもらえてすげー安心しました。
当日行こうと予定していたスタジオがつぶれてたらしくて、急遽公園で弾いてもらったんですけど、遊んでた子どもたちが「なにしてんのー」って寄って来て、「これ、おじさんがつくったんだよー」とか「こうやると音がでるんだよー」とか。
「弾いてみる?」ってギターを出したらおそるおそる弦を弾いて音が鳴ったとき、そのお子さんが「おおー」ってなんとも言えない表情をしてくれたんですけど、それがすごく嬉しかったですね。
まだ小さい兄弟だったんですけど、大きくなってギターを弾くようになってくれたら良いなぁ。
きっとデュアンとグレッグとかアンガスとマルコムみたいになってくれるんじゃないかと(笑)

それからもう一つは、以前製作したMexican Blackbirdが旅立って行ったこと。
自分にとってはとても嬉しく、大きな出来事だったので、詳細はまた改めてアップしたいと思いますが、これまたアチョーさんのバンド仲間の方で気に入ってくれた方がいて、お譲りすることになりました。
今頃はガシガシ弾かれて可愛がられていることだと思います。

ギターに限らないのかもしれないけど、作るってのは本当に、純粋に楽しい。
その過程、完成して形になったとき、音が始めて出たときの喜びはもちろん、出来てからもいろいろな出会いがあり、喜びがあるように思う。
そろそろ暖かくなってくるし、本格的に作業を進めていきたいなと思う今日この頃です。

その後のL-00

長らく製作にあたっていたL-00が完成して数週間。
時間があれば音を出し、あれこれチェックしている。
完成時の興奮も少し冷めて、ようやく少し冷静に見ることができるようになったと思う。
とは言え、たくさんのギターを弾き比べてきたわけではないのであてにはならないんだけども。

で、とりあえずロッドカバーつけて弦を変えておきました。
ロッドカバーはとりあえずGibsonのもの。
そのうちこれをテンプレート代わりにしてエボニーで作ってやりたいと思っています。
それから弦はJohn Pearseのやつ。
いろんなところで評判が良くて「そのうち使ってみたい」と思ってたんですけど、日本で買うと高いんですよね。
でも海外では少し安く買うかうことができて、Weissenborn用の弦とかFred Kellyのピックとかと合わせてまとめて買ってみました。

R0010304.jpg

プリントされたおじさんの顔がやたらいかしてます。
結論から言うと、John Pearseの弦に変えて良かったです。
弦だけの問題ではなくて、ギター自体との相性とかもあるのかもしれませんが、鳴りがもう一段深くなったような感じがしています。

そんなわけで改めて全体像を。

R0010315.jpg

トップの杢は申し訳程度に入っているくらいですが、、、

R0010314.jpg

なぜかサイドはギランギラン。しかも局地的に。
このあたりがグレードの高い材と違うところか。
個人的にはこれはこれで面白いと思うけども。
だって、均一に杢が入ってるかどうかなんて人間が気にするだけで木にしたら関係ないですよね。
「おれはギラギラとした杢のある材になって、超高級ギターの材料につかってもらうんだ」って思って育ってる木ってたぶんいないと思う。
、、、わかんないけど。
もちろん奇麗な杢が入った材はそれだけで美しいとは思う。
でも個人的には規則的に入ってるより不規則だったりまだらだったりするほうが自然な気がするし、表情があるなぁと思うんです。
この辺は自分の感覚の方が変わっているんだと思うけども。
あとは杢の入り方が音にどう影響するか、でしょうか。
一般的に杢がびっしり入った材で作られたギターは高価な気がするけれど、材として音的にも優れているのだろうか?
もし音的に優れているのなら、やっぱりそちらを使うべきなんだろうとは思うけれど、僕には正直わからない。
ご存知の方がいたらご教授いただければと思います。

で、話が余計な方向にそれましたが、ロッドカバー装着後のヘッドです。

R0010308.jpg

Gibsonスタイルのヘッドだし、別に変でもないとは思うんですが、ロッドカバーってないほうがヘッドがすっきりしていいかもしれない、と思ったり。

全体として、前作のギターよりはうまく出来ているとは思う。
でも反省点はたくさんある。
弦を変えて少し改善したように思うが、ヴォリュームは若干控えめ。
これは技術の問題に加えて、コアトップにしたのにコアの特性をふまえた加工をせず、スプルーストップと同じように作ってしまったというのが敗因かもしれない。
一応タッピングトーンというものはやってみたけれど、微細な変化を聞き分ける耳はまだないし、どこをどう削れば今の音が具体的にどう変化していくのかを十分に把握できているわけではない。
その意味ではやっぱり『まだまだ』だ。
あとネックの差し込み角がつきすぎていたのか、サドルが少し高くなってしまったというのもある。
何度も確認したはずなんだけどなぁ、、、
許容範囲ではあると思うけど、サドルに対して正しいテンションがかかっているのかどうかという心配はある。
それからネックのヒールはもう少し薄くてもよかったかもしれない。
ハイポジションを多用するとしたら、もう少しスリムだと演奏性も高まるように思う。
さらにヒールキャップがその辺に転がってたメイプルを使った関係で、バインディングと少し色味が違ってしまった。

、、、というように、ぱっと出てくることだけでもたくさんある。
でも、たとえばプロの製作家の方とか、本当に技術と知識のある方からすれば、もっと穴だらけなんだと思う。
しかし今自分に見える問題点は限られている。その辺が今の自分の限界なんだろう。
もっと技術と知識と研鑽を積めば、もっとどこで失敗していて、どうすればより良い音が鳴るようになるか分かるのかもしれない。
少しでも良いギターが作れるように、ずっと後まで残してもらえるように楽器ができるようになりたいと思う。

ともあれ、今回でL-00の製作過程は終了。
終わったらさらに次へと進む。

で、次のギターのモールドを作ってみた。

R0010323.jpg

なんか毎回モールドつくってる気がする。
もうモールドを保管しておく場所が、、、

見て分かる方は分かると思いますが、Martinの00サイズです。
Weissennbornでもスプルーストップ、マホガニーバックのL-00でもない。
なぜスプルーストップ、マホガニーバックというスタンダードなL-00にしなかったかというと、L-00サイズのハードケースが売ってないから(売ってるところをご存知の方がいたら教えてください)。
別にどうでもいいんですけど、楽器作るとハードケース用意したくなるんですよね。

あとはMartinタイプのギターを作ってみたかったというのもあるし、ヘッドにはGibsonタイプのようにロッドカバーがない方が個人的にすっきりして好きかもしれないと思ったから。
L-00のシェイプ、サイズは気に入っているんですけど。

ともあれL-00は完成した。
弾いてて楽しいし、弾き込むとどうなるのかも楽しみではある。
それと同じくらいに次に作るギターも楽しみでしかたない。
やっぱり製作は楽しい。
プロフィール

sin

Author:sin
ギター、つくってます。
ウクレレもはじめました。

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